10YCとは?原価公開の仕組みと下取り・染め直し・修理の使い方

10YCは、株式会社10YCが運営するアパレルブランドです。生産工場と原価を商品ページで公開しながら「10年着続けたいと思える服」をつくり、着なくなった服の下取り、染め直し、修理までを自社で引き受けているのが特徴です。

この記事では、10YCの仕組みと、下取りサービスのTHANKYOU BACK、再販のARATAME、染め直しのイロヘン、修理のTSUGITASHIの使い方を、公式ページで確認できた範囲で整理します。あわせて、同じく服を長く使う取り組みを進める企業との違いと、衣類の廃棄削減にどう役立つかを環境省の資料と照らして解説します。

この記事でわかること

  • 10YCの運営会社と理念、原価を公開する仕組み
  • THANKYOU BACKで下取りに出す流れとコードの注意点
  • ARATAME、イロヘン、TSUGITASHIでできること
  • ユニクロ、無印良品などとの取り組みの違い
  • 10YCが衣類の廃棄削減に与える良い影響

10YCとは?運営会社と「着る人も作る人も豊かに」という理念

ハンガーに掛けられた白と黒のシャツが並ぶ店内

10YCは、2017年創業の株式会社10YCが運営するアパレルブランドで、「着る人も作る人も豊かに」を理念に掲げています。

項目内容
会社名株式会社10YC(10YC Inc.)
代表者代表取締役 下田将太
本社所在地東京都台東区上野
創立日2017年9月22日
事業内容アパレル商品の企画・生産及び販売

10YCは、創業のきっかけを、アパレル業界の大量生産・大量廃棄、低賃金、工場の人材や後継者の不足といった問題への問題意識だと説明しています。そこで、着る人には品質にこだわって長く着続けられる服を、作り手には生産者・工程・価格を見てもらうことで楽しめる環境をという考え方で、10年着続けたいと思える服づくりを選んだとしています。

商品はメンズ、ウィメンズ、ユニセックスに分かれ、Tシャツ、シャツ、スウェットシャツ、パーカー、ジャケット、コート、パンツ、バッグなどを展開しています。販売の中心は公式サイトのオンラインストアで、ポップアップストアやフリマなどのイベントも随時開催しています。

10YCの特徴は、服を売って終わりにせず、買った後の関係性までを事業にしている点です。公式サイトでは、下取りのTHANKYOU BACK、再販のARATAME、染め直しのイロヘン、修理のTSUGITASHIを「サービス」として並べています。

参照:10YC「10YCについて」、10YC「会社概要」

10YCは怪しい?原価と工場を公開する仕組み

公式ページで確認できる範囲では、運営会社情報が公開され、商品ページに工場名と原価の内訳も載っています。

10YCの商品ページに載る原価と工場の内訳

10YCは、生産者・生産工程・価格といった服づくりに隠れているものを見てもらうことを理念に掲げています。実際に商品ページには「コスト」の項目があり、生地、裁断・縫製、付属のそれぞれにかかった費用と製品コストが載ります。

一例として、商品ページに掲載されているグランパシャツ(Mサイズ)のコストは次のとおりです。このシャツは2026年10月の確認時点で販売終了の表示でしたが、10YCがどのような形で原価を見せているかを示す例として紹介します。

項目金額(Mサイズ)
生地2,323円
裁断・縫製4,897円
付属335円
製品コスト(合計)7,555円

同じページには、素材工場として丸井織物、縫製工場として秋田県大館市のSH.K.PRODUCTが生産工場として記載されています。サイズごとに生地代が異なる点まで開示されているため、買う人が価格の中身を自分で確かめられる作りです。

参照:10YC商品ページ「グランパシャツ」(2026年10月時点)

運営会社情報とサポート窓口で確認できること

会社概要には、会社名、代表者、所在地に加えて、古物商許可番号(東京都公安委員会 第307732016457号)が記載されています。ARATAMEは下取りした服を再販するサービスのため、古物営業法に基づく表示も公式サイトに置かれています。

そのほか、特定商取引法に基づく表記、返品・交換の手続き、よくある質問、お問い合わせの各ページが、公式サイトのフッターから確認できます。購入前に不安がある場合は、これらのページで条件を読んでおくと安心です。

10YCの下取りTHANKYOU BACKとは?使い方と注意点

THANKYOU BACKは、買った10YCの服を送ると下取り価格分のコードがもらえる下取りサービスです。

THANKYOU BACKの対象と下取り価格の決まり方

対象は10YCの商品に限られ、他社の服は受け付けていません。10YCの商品であれば、サイズが合わなくなった服、飽きて着なくなった服、使っているうちに問題が起きた服など、どんな状態でも下取りに出せると公式ページは案内しています。

下取り価格は商品の状態によって変わらず、商品ごとに一律で決まっています。申し込みの前に、公式ページの価格表でアイテムごとの金額を必ず確認してください。

参照:10YC「サンキューバック」(2026年10月時点)

申し込みからコードで新しい服を買うまでの流れ

公式ページが案内する流れは次の4ステップです。

  1. 申し込みフォームに必要事項を記入して送信します。
  2. 下取りに出す商品を、発払いで10YCのTHANKYOU BACK窓口へ送ります。梱包用品は自宅の段ボールや紙袋で問題ないとされています。
  3. 10YCに商品が届いて確認が終わると、到着後10営業日以内に、申し込み時のメールアドレスへTHANKYOUコードが届きます。
  4. 受け取ったコードを、購入画面の「クーポンコード」欄に入力して新しい商品を買います。

Tシャツなどの薄手の商品は、レターパックやクリックポストなど運賃の安い方法で送れると公式ページに書かれています。配送会社は自分で選べます。

THANKYOUコードを使うときの注意点

THANKYOUコードには使用期限がなく、10YCがある限りいつでも使えます。ただし、使い切りが前提です。コードの額より安い買い物をしても、差額分の新しいコードは発行されません。

また、複数のコードをひとつにまとめたり、ひとつのコードを分けたりすることはできません。コードごとに別の注文で使う形になります。

衣類の店頭回収は、ほかの企業でも広がっています。回収した服の行き先は企業ごとに異なるため、比べてみたい方は洋服の青山の取り組みも参考になります。

関連記事:WEAR SHiFTとは?洋服の青山の衣類回収で出せるもの

10YCのARATAMEとは?下取り品を再販する仕組みと買い方

ARATAMEは、下取りした10YCの服を整えて再販売する二次流通サービスです。

ARATAMEの2つの加工パターンと価格の考え方

10YCはTHANKYOU BACKを2021年4月に発表し、ARATAMEは2022年1月8日の11時から公式サイトで販売を始めました。下取り品は状態によって、次の2つに分けて扱われます。

パターン対象になる服加工価格の考え方(発表時)
A状態が良いもの、そのままの状態に味わいがあるものクリーニングのみ通常商品の販売価格の70%程度での販売を予定
B汚れやヨレがあり、クリーニングでは解決できないものクリーニングに加えて染め替え、素材交換などの二次加工二次加工にかかった費用を原価に加えた分を販売価格に上乗せ

つまり、再販価格の根拠が原価ベースで説明されているのが特徴です。10YCは、自分たちがつくった服がくたくたになるまで着られていく状態をつくりたいと、ARATAMEを始めた理由を説明しています。

参照:10YCニュース「ARATAME(アラタメ)」(2022年1月)

ARATAMEの商品一覧で確認したいこと

ARATAMEの商品は、品番とサイズが付いた1点ごとの掲載です。商品名に【返品不可】と表示されているものがあるため、サイズや状態の説明を読んだうえで購入する必要があります。

2026年10月30日の確認時点で、一覧の絞り込み表示にはアラタメ103点(シャツ47点、ボトムス36点、アウター19点)が表示されていました。在庫切れの表示も含まれており、掲載点数は日々入れ替わります。

参照:10YC「アラタメ一覧」(2026年10月30日確認)

10YCのイロヘン(染め直し)とTSUGITASHI(修理)の使い方

シャツのボタンを手縫いで付け直す手元

イロヘンは期間限定の染め直し、TSUGITASHIは傷みやほつれを直す修理で、対象は10YCの商品です。

イロヘンで染め直せる色と受付期間

イロヘンは、着ているうちに色あせた服や、シミがついた服に上から色を重ね、汚れや色あせを目立たなくするサービスです。受付はキャンペーン期間に限られます。2026年9月の受付はすでに終了しており、次回は12月の1か月間(2026年12月1日〜12月31日)の予定です。

染められる色の組み合わせは、元の色とアイテムごとに決まっています。公式ページに載っている例は次のとおりです。

アイテム元の色染められる色
TeeWhite / GrayNavy、Red、Olive、深黒
TeeNavyNavy、深黒
TeeBlack深黒
Sweatshirt / HoodieGrayGray、Black、深黒
Sweatshirt / HoodieNavyNavy、Black、深黒
ToteBagEcruNavy、Black、Olive

深黒は、100年以上にわたって黒だけを染めてきた京都紋付の独自加工による黒です。申し込みでは、商品を着払いで10YCのイロヘン窓口へ送ります。

注意点もあります。元の色の上から染めるため、同じ色に染め直しても元より濃くなります。高温の釜で染めるため、縮みや型くずれが起きる可能性があり、縫い糸が染まらず元の色のまま残る商品もあります。基本的に、薄い色から濃い色への染め替えのみが対応可能です。

参照:10YC「イロヘンキャンペーン」(2026年10月時点)

TSUGITASHIで修理できるものと納期の目安

TSUGITASHIは、着ていくなかで起きる傷み、ほつれ、破れを修理して、より長く着てもらうサービスです。申し込みは相談窓口のフォームから行い、相談したい商品と商品の状態を書いて送ると、後日10YCから修理の可否、見積もり、修理までの流れが連絡されます。

修理には料金がかかり、内容に応じて修理前に連絡があります。納期は個別のお問い合わせの場合、修理内容の決定から約1か月が目安です。修理ができない商品は、THANKYOU BACKの利用を案内されます。

参照:10YC「TSUGITASHI(ツギタシ)」(2026年10月時点)

10YCの法人・チーム向けTシャツ作成の条件

10YCの法人・チーム向け制作は10枚から相談でき、納品はデザイン入稿から最短14日です。

項目公式ページの記載
枚数10枚から対応可能(状況によって難しい場合もあります)
デザインプリントまたは刺繍から選択
納期デザイン入稿から最短14日
サンプル入稿後、最短1週間で送付
支払い基本は納品後の翌月末払い(銀行振込、クレジットカードなど)
対象商品10YCの商品のみ。在庫状況によって異なる
販売目的の作成パートナー制度があり、審査あり(基準は非公開)

作成したTシャツを販売したい場合は審査がある点に注意してください。社内用やチーム用で使う場合は、問い合わせ時に商品、枚数、納期を伝えると、作成の可否や代わりの商品を提案してもらえます。

参照:10YC「法人・チーム向けTシャツ作成サービス」(2026年10月時点)

10YCと同じく服を長く使う取り組みを進める企業4社

衣類を捨てずに回収や修理へつなぐ取り組みを公式ページで確認できた企業は、4社です。

社名・サービス名の五十音順に並べており、順位やおすすめ順ではありません。確認できた企業が5社に満たなかったため、4社を掲載しています。以下の表は、10YCを含む5つの取り組みを、各社の公式ページの記載だけで同じ項目にそろえたものです。

企業・サービス取り組みの対象仕組み持ち込み・利用方法公表している実績
10YC(本記事の対象)10YCの商品のみ下取り(THANKYOU BACK)、再販(ARATAME)、染め直し(イロヘン)、修理(TSUGITASHI)申し込みフォームから発払いで送付(下取り)公表なし
JEPLAN BRING使用済みの衣類・繊維製品回収した衣類から衣料をつくるBRING、化学的リサイクルによる再生素材のBRING Materialなど消費者、企業、自治体、ブランド、小売店と連携して回収公表なし
Nudie JeansNudie Jeansのジーンズ修理、中古としての再販、リサイクルプログラムへの寄付Repair ShopまたはRepair Partnerへ洗濯済みのジーンズを持ち込み公表なし
無印良品 ReMUJI無印良品の衣服ほか店舗で回収し、再利用(アップサイクル)またはリサイクル店舗の回収ボックス(常時、取扱品は店舗により異なる)公表なし
ユニクロ RE.UNIQLOユニクロで販売した全商品リユース、燃料や防音材へのリサイクル、ダウンの服から服へのリサイクル店舗のRE.UNIQLO回収ボックス(洗濯して持ち込み)公表なし

「公表なし」は、該当ページに回収量や件数などの数値が載っていなかったという意味です。評価ではありません。

JEPLAN BRING

JEPLANのBRINGは、使用済みの衣類や繊維製品を回収して、新しい衣料や素材に生まれ変わらせる循環型のアパレル事業です。

対象は消費者や企業、自治体から出る衣類で、ブランドや小売店と連携して回収します。企業向けには、使用済みユニフォームの回収とリサイクルを行うBRING UNIFORMも用意されています。

特徴は、再生ポリエステル樹脂、糸、生地までをつくるBRING Materialを持つ点です。公式ページでは、BRINGの運営会社は株式会社ノマディクスと記載されています。

参照:JEPLAN「アパレル事業」(2026年10月時点)

Nudie Jeans

Nudie Jeansは、自社で売ったジーンズを無料で修理する取り組みを続けるデニムブランドです。

洗濯したジーンズを、Nudie JeansのRepair Shopか、Repair Partnerの店に持ち込むと修理してもらえます。Repair Shopは、修理した服を中古として再販したり、リサイクルプログラムへ寄付したりする拠点としても説明されています。

特徴は、店舗を修理の拠点と位置づけている点です。公式の紹介ページは英語で、日本国内で利用できる店舗は公式の店舗情報で確認してください。

参照:Nudie Jeans「Free Repairs in store」(2026年10月時点)

無印良品 ReMUJI

ReMUJIは、無印良品の店舗で不要になった商品を回収し、再利用やリサイクルにつなげる取り組みです。

回収は全国の店舗で常時行われ、対象は無印良品の衣服や、ポリプロピレン・ポリエチレン収納、綿100%のタオルなどです。下着、靴下、靴、バッグ、帽子などの服飾雑貨は対象外で、取り扱う品目は店舗ごとに異なります。

特徴は、回収に参加するとポイントが付く点です。MUJI appなどの会員が対象で、10ポイントが1日1回まで付与されます。

参照:無印良品「ReMUJIについて教えてください」(2026年10月時点)

ユニクロ RE.UNIQLO

RE.UNIQLOは、ユニクロの店舗で不要になった服を回収し、リユースとリサイクルで次の使い道につなげる取り組みです。

ユニクロで販売した全商品が対象で、洗濯したうえで全国の店舗にある回収ボックスに入れます。回収した服は仕分けられ、リユースできるものはUNHCRや世界中のNGO・NPOとともに、難民キャンプや被災地へ届けられます。

リユースできない服は燃料や自動車用の防音材に加工され、ダウン商品は服から服へのリサイクルも進められています。

参照:ユニクロ「RE.UNIQLO」(2026年10月時点)

関連記事:RE.UNIQLOを解説|回収できる服と届け先・社会への効果

10YCが衣類の廃棄削減にもたらす効果

10YCは、長く着る服づくりと下取りや修理で、衣類が廃棄に回る手前で受け止める役割を担っています。

国内の衣類廃棄の規模と10YCの位置づけ

環境省の「2025年版 衣類のマテリアルフロー」では、国内の衣類の新規供給量は82.1万トンで、その約6割にあたる49.9万トンが事業所や家庭から手放されて焼却等で処理されたと推計されています。家庭に限ると、手放された衣類は79.6万トン、そのうち焼却等で処理された量は46.1万トンです。

家庭から手放された衣類の行き先を見ると、可燃・不燃・混合ごみとして廃棄が55%と最も多くなっています。10YCのTHANKYOU BACKのような下取りは、次の「民間回収等」に含まれる行き先です。

手放した後の行き先(2025年度、家庭から)量割合
可燃・不燃・混合ごみとして廃棄43.8万トン55%
古着として販売14.2万トン18%
行政回収10.4万トン13%
集団回収4.5万トン6%
民間回収等(下取り、海外への寄付を含む)4.3万トン5%
譲渡・寄付2.3万トン3%

政府は、家庭から廃棄される衣類の量を2030年までに2020年度比で25%削減する目標を掲げています。環境省の資料では、2030年度に向けてさらに7.5万トンの削減が必要とされています。

10YCは、THANKYOU BACKの回収量やARATAMEの再販点数を公表していません。そのため、10YCの取り組みが廃棄量をどれだけ減らしたかを数字で示すことはできません。ここで言えるのは仕組みの位置づけで、ごみとして出される服の一部を、自社の窓口で受け止めて再び着られる状態に戻す経路を持っている、という点です。

参照:環境省「2025年版 衣類のマテリアルフロー」、環境省「サステナブルファッションとは」(2026年10月時点)

関連記事:買取とSDGsの関係は?リユース事業の貢献と企業の取り組み事例

長く着る設計としまい込みを減らす効果

環境省の同じ資料では、持っている服の45%が使われずにしまい込まれている(2023年の推計)とされています。また、1年間に一度も着られていない服が1人あたり24着あるという調査結果も示されています。着ない服が増える背景には、買った後の使い道がないことがあります。

10YCは、着心地、手入れのしやすさ、耐久性にこだわることを理念に掲げています。さらに、着なくなった理由がサイズや飽きであっても下取りに出せ、色あせやシミは染め直し、傷みは修理で対応できます。服を手放す理由ごとに出口を用意しているため、ごみにする前に選べる選択肢が増えます。

原価と工場の公開が作り手側に届ける効果

10YCは、生産者・生産工程・価格を見てもらうことで作り手が楽しめる環境をつくることを、創業の理念として説明しています。商品ページで工場名と原価の内訳を公開するのは、その実践です。

環境省の資料でも、原材料から販売までの長く複雑なサプライチェーンについて、トレーサビリティと透明性を求める動きが国際的に加速していると指摘されています。ただし、10YCが公開した原価が工場の収入や人材確保にどれだけ影響したかを示す数値は、公式ページには掲載されていません。

よくある質問

10YCについて、公式ページの記載をもとによくある疑問に答えます。

Q
10YCとは何の会社ですか?
A

10YCは、2017年9月22日に創業した株式会社10YCが運営するアパレルブランドです。「着る人も作る人も豊かに」を理念に、10年着続けたい服をつくり、下取りや修理のサービスも提供しています。

Q
10YCは怪しいブランドですか?
A

公式ページで確認できる範囲では、怪しいと判断する材料は見当たりません。会社概要に代表者、所在地、古物商許可番号が載り、商品ページには工場名と原価の内訳が公開されています。

Q
10YC以外の服もTHANKYOU BACKに出せますか?
A

いいえ、出せません。THANKYOU BACKの対象は10YCの商品だけで、10YC以外の商品は対象外です。下取り価格は、商品の状態にかかわらず商品ごとに一律です。

Q
THANKYOUコードに有効期限はありますか?
A

ありません。一度発行されたコードは、10YCがある限り使えます。ただし差額分の新しいコードは発行されないため、使い切れる買い物で使うのがおすすめです。

Q
イロヘンはいつでも申し込めますか?
A

いいえ、受付はキャンペーン期間に限られます。2026年9月の受付は終了しており、次回は2026年12月1日〜12月31日の予定です。

Q
10YCの服は修理できますか?
A

はい、TSUGITASHIで相談できます。傷みやほつれ、破れが対象で、修理の可否と見積もりは10YCから連絡されます。10YC以外の商品は対象外で、修理には料金がかかります。

まとめ

10YCは、原価と工場を公開しながら長く着る服をつくり、買った後の下取り、再販、染め直し、修理まで自社で担うアパレルブランドです。要点は次のとおりです。

  • 10YCは2017年創業の株式会社10YCが運営し、商品ページで生地、縫製、付属の原価と工場を公開しています
  • THANKYOU BACKは10YCの商品だけが対象で、コードは使用期限なし、差額は発行されません
  • ARATAMEは下取り品を再販する仕組みで、価格は原価ベースで説明されています
  • イロヘンは期間限定の染め直しで、次回受付は2026年12月1日〜12月31日の予定です
  • ユニクロ、無印良品、Nudie Jeans、JEPLANも、回収や修理で服を長く使う取り組みを進めています
  • 10YCは回収量などの実績を公表していないため、廃棄削減の効果は数字ではなく仕組みで評価する必要があります

この記事の執筆者

The Company Journal編集部

企業の取り組み・サステナビリティ・社会課題をテーマにした編集チーム。 企業や自治体の情報を編集部が一社ずつ確認し、 独自の基準で比較・整理した情報をお届けしています。