インクルーシブ遊具とは?種類一覧・ブランコの種類・メーカー5社・導入事例を解説

インクルーシブ遊具とは、障がいの有無や国籍などに関わらず、すべての子どもが同じ場所で一緒に遊べるよう考えられた遊具のことです。ブランコ、複合遊具、回転遊具、砂場など種類は多く、東京都のガイドラインは主な遊具を18分類に整理しています。この記事では、定義とバリアフリー遊具との違い、種類一覧、ブランコの種類、導入の進め方、取り扱うメーカー5社、自治体の導入事例を、官公庁と各社の公式情報にもとづいて解説します。

この記事でわかること

  • インクルーシブ遊具の定義とバリアフリー遊具との違い
  • 東京都ガイドラインの18分類による種類一覧
  • インクルーシブ遊具のブランコの種類と選ぶときの確認点
  • 導入の手順と、遊具を選ぶ5つの視点
  • 取り扱うメーカー5社と、自治体などの導入事例

インクルーシブ遊具とは?バリアフリー遊具との違い

インクルーシブ遊具のある公園で遊ぶ子どもたち

インクルーシブ遊具とは、障がいの有無などに関わらず、あらゆる子どもが一緒に遊べるよう設計された遊具のことです。

インクルーシブ遊具の定義とバリアフリー遊具との違いは?

東京都建設局は令和3年4月のガイドラインで、「だれもが遊べる児童遊具広場」を、障がいの有無や国籍などに関わらず、あらゆる子ども達が一緒に遊べる遊具広場と定めています。互いの違いを理解しあい、支え合いながら遊ぶインクルーシブな遊び場です。

同ガイドラインは、これまでバリアフリーやユニバーサルデザインによる遊び場づくりを進めてきたものの、様々な人が違いを認め合いながら共に暮らす社会を実現するには、新たな発想や試みによる遊び場づくりが必要だと述べています。段差をなくすといった整備にとどまらず、違いのある子どもが同じ場で関わり合うことまで目指す点が、インクルーシブ遊具の特徴です。

参照:東京都建設局「だれもが遊べる児童遊具広場 整備ガイドライン」(2026年10月時点)

国内でインクルーシブ遊具の導入が広がった経緯は?

日本は2014年1月20日に障害者権利条約の批准書を国連に寄託し、条約は2014年2月19日に日本について発効しました。その後、2020年3月に東京都建設局が世田谷区の砧公園内に「みんなのひろば」を開設しました。国土交通白書は、これを全国で初めてのインクルーシブな遊び場として紹介しています。

年月出来事内容
2014年2月19日障害者権利条約が日本について発効2014年1月20日に批准書を国連に寄託
2020年3月砧公園「みんなのひろば」の開園国土交通白書が全国で初めてのインクルーシブな遊び場として紹介
2021年4月東京都が整備ガイドラインを策定「だれもが遊べる児童遊具広場」整備ガイドライン
2022年砧公園の満足度アンケート利用者のほぼ全員が満足またはやや満足と回答

インクルーシブ遊具の導入は、2014年の条約発効を経て、2020年の砧公園の開園をきっかけに、自治体の整備へ広がってきました。

参照:内閣府「令和4年版障害者白書 第6章 国際的な取組」(2026年10月時点)、国土交通省「国土交通白書 コラム 砧公園 ~だれもが利用できる遊び場~」(2026年10月時点)

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インクルーシブ遊具の種類一覧|東京都ガイドラインの18分類

公園に設置された複数の遊具

インクルーシブ遊具の種類は、東京都のガイドラインで複合遊具、滑り台、ブランコなど18分類に整理されています。

同ガイドラインの「主な遊具」に載る18分類を、本記事では体を動かす遊びと、感覚や創造の遊びに分けて一覧にしました。この分け方は本記事の整理で、ガイドラインの区分ではありません。

本記事の整理ガイドラインの分類名分類数
体を動かす遊び複合遊具、滑り台、ブランコ、揺動遊具、回転遊具、懸垂系遊具、登はん・バランス系遊具、ネット系遊具、ロープ遊具9
感覚・創造の遊びクッション系遊具、音を楽しむ遊具、砂場、パネル遊具、居心地の良い遊具、水遊び場、自然遊び場、路上絵、舗装材9

遊具のほかに確認したい施設と管理の項目は?

同じガイドラインは、遊具だけでなく広場の施設、周辺施設、管理までを整備の対象として章立てしています。遊具を選ぶ前に、出入口、園路、トイレ、駐車場まで含めて確認することが、使いやすい広場につながります。

区分ガイドラインが挙げる項目項目数
広場の施設広場出入口、外周の囲い、広場案内・表示、広場内園路、ベビーカー置場、休憩所、水飲み・手洗場、野外卓・ベンチ、照明、その他の施設10
周辺施設利用する公園出入口、駐車場、案内・表示、園路、トイレ、休憩所、最寄りの管理事務所、自転車置場8
管理維持管理、安全管理、運営管理、情報の発信、継続的な改善5

インクルーシブ遊具のブランコの種類と特徴

公園のブランコで遊ぶ子ども

インクルーシブ遊具のブランコには、背もたれやベルト付き、ハンモック型、バケット付きなど複数の種類があります。

インクルーシブ遊具のブランコにはどんな種類がありますか?

公開されている情報から、ブランコの種類を特徴ごとに整理しました。砧公園のみんなのひろばには、背もたれやベルトの付いたブランコが設置されています。三重県の資料には、バケット付きブランコの設置も記載されています。

種類公式情報に書かれた特徴公開されている例
背もたれ・ベルト付き(サポート型)身体をしっかり固定できるサポート付きのシートで、姿勢の保持が難しい子も大きな揺れを楽しめる砧公園の背もたれやベルトの付いたブランコ、三重県伊勢市の黒瀬向山公園のハーネス付きブランコ
ハンモック型座位がとれなくても揺れを楽しめる三重県松阪市の松阪農業公園ベルファームのハンモック
姿勢保持シート型ベルトなどの固定具が不要で、体をゆだねるだけで姿勢の安定が得られる座面形状日都産業 ZSW-716 インクルーシブ2連ぶらんこ(キャスパーシート、対象年齢6〜12歳)
グループスイング同時に3人まで乗れ、座位が難しい子も挑戦できる日都産業 ZSW-603 インクルーシブ2連ぶらんこ(グループスイング)
シート選択・連結型自分に合った姿勢で使えるシートを選べて、横に並んで一緒に遊べる日都産業 ZSW-715 インクルーシブ3連ぶらんこ(対象年齢6〜12歳)、ZSW-721 インクルーシブ3連コンビぶらんこ

ブランコは1台で完結させず、体を支えるタイプと、並んで乗れるタイプを組み合わせる設計が目立ちます。

参照:三重県「ユニバーサルデザイン:インクルーシブ遊具のある公園」(2026年10月時点)、日都産業「ZSW-716 インクルーシブ2連ぶらんこ(キャスパーシート)」(2026年10月時点)、日都産業「ZSW-715 インクルーシブ3連ぶらんこ」(2026年10月時点)

インクルーシブ遊具のブランコを選ぶときの確認点は?

製品ごとに対象年齢などの仕様が決まっているため、次の順で確認すると選びやすくなります。

  1. 利用する子どもの年齢と体の大きさを確認する(日都産業のZSW-715とZSW-716は対象年齢が6〜12歳です)
  2. 姿勢を保つ力に合うシートを選ぶ(サポート型、ハンモック型、姿勢保持シート型など)
  3. 複数人で乗れるか、横に並んで遊べるかを確認する
  4. ブランコまでの園路や休憩所など、周辺の施設との組み合わせを確認する

年齢と姿勢の2点を先に決めると、候補になる種類を絞り込めます。

インクルーシブ遊具の導入手順と選び方

導入は、現状の整理から始め、遊具と周辺施設を選び、維持管理まで含めて計画する順で進めます。

導入の流れは?東京都ガイドラインの章立てで見る7つの段階

東京都のガイドラインの章立てを、導入の流れとして並べ直しました。各段階の詳細は、原文のガイドラインで確認できます。

  1. 現状と課題を整理する
  2. 「だれもが遊べる児童遊具広場」の定義と、整備のいろいろなケースを確認する
  3. 整備の基本的な考え方を決める
  4. 計画の手順に沿って検討し、色彩計画とチェックリストで確認する
  5. 遊具と広場の施設を選ぶ
  6. 周辺施設を整える
  7. 維持管理、安全管理、運営管理、情報の発信、継続的な改善に取り組む

導入の計画は遊具の選定で終わらず、管理と継続的な改善まで一続きで考える構成です。

インクルーシブ遊具を選ぶ5つの視点は?

内田工業は公式サイトで、インクルーシブ公園をつくる大切な5つのポイントとして、アクセシビリティ、選択肢、インクルージョン、安心・安全、楽しさを挙げています。同社は、1つの遊具でインクルーシブ公園をつくることはできず、公園全体でより多くの遊び要素を取り入れることが大切だとしています。

視点公式サイトに挙がる具体例
アクセシビリティアクセスしやすい駐車場、ゴムチップ舗装で移動しやすい園路、車いすでも登れるスロープ
選択肢いろいろな遊びを含んだ複合遊具、子どもの発達に合わせた遊具、対象年齢や遊びに応じたエリア分け
インクルージョン一緒に遊べるクッション遊具・回転遊具、誰もが乗りたくなるハンモック型デザインのブランコ
安心・安全荷物かけ、有資格者による設計・製造・施工、保護者の居場所としてのベンチや日陰
楽しさたぬきのおなかを叩くと音が鳴る遊具、自由度の高い山型遊具

5つの視点は遊具1台の性能ではなく、広場全体の構成を点検するための物差しとして使えます。

インクルーシブ遊具のメリットと課題

遊具のある広場で一緒に過ごす子どもたち

インクルーシブ遊具のメリットは、多様な子どもが同じ場で関わりやすいことです。課題は、遊具を置くだけでは足りない点です。

インクルーシブ遊具を導入するメリットは?

砧公園では、開園から4年が経った時点でも、休日やイベントの日に最大2,000名程度が来園しています。2022年の満足度アンケートでは、利用者のほぼ全員が満足またはやや満足と答え、施設の利用のしやすさや安全性が高く評価されました。導入後も利用が続き、満足度が高い事例があることは、整備を検討する自治体にとって具体的な判断材料です。

日都産業は公式サイトで、計画段階から多様なユーザーが参加し、ハードだけでなく心のバリアフリーの実現が求められると述べています。

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インクルーシブ遊具の課題は?遊具を置くだけでは足りない理由

アソビトは公式サイトで、インクルーシブな遊び場を、遊び方を工夫する、ルールをみんなで決める、困っている子に声をかけるなど、遊具だけでなく遊びの場全体をみんなが楽しめる場所と説明しています。東京都のガイドラインも、維持管理、安全管理、運営管理、情報の発信、継続的な改善の5項目を管理として挙げています。遊具の設置は出発点で、運営と改善を続ける体制づくりが課題になります。

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インクルーシブ遊具のメーカーはどこ?取り扱う5社の特徴

公式サイトでインクルーシブ遊具を案内している遊具メーカーのうち、5社の特徴を五十音順にまとめました。

並び順は会社名の五十音順で、優劣や順位を示すものではありません。各社の内容は、それぞれの公式サイトで確認できたものだけを書いています。価格は各社の公式サイトで確認できなかったため、掲載していません。

会社名公式サイトで確認した製品・取り組み公式サイトの案内
株式会社アソビトインクルーシブな遊具の製品案内(複合遊具、ブランコ、回転遊具、音を楽しむ遊具など11カテゴリ)年齢によるゾーニングと共遊エリアを含むエリア設計の考え方
内田工業株式会社インクルーシブ公園向けの自社開発製品、3歳未満児向けの「すくすくランド」基本計画・設計、実施設計、工事発注、公園運営の4段階のサポート
株式会社岡部 空間クリエイティブ部インクルーシブパークラボ「ごっこぱーく」(富山)インクルーシブ空間の事例紹介、点検・補修・メンテナンスのサービス
株式会社コトブキセレベル、オムニスピナー、3連サポート付ブランコなど8製品納入事例のページ、コミュニティ遊具の総合カタログ
日都産業株式会社みんなのサークルツリー、テンスピン、インクルーシブ3連ぶらんこ納入事例のページ、遊具見学会の案内

株式会社アソビト

東京都立川市に所在する遊具メーカーで、公式サイトに「インクルーシブな遊び場づくり」のページを設けています(2025年4月1日に株式会社三榮企業から社名を変更)。

インクルーシブな遊具の製品案内には、複合遊具10商品、ブランコ5商品、揺動遊具8商品、回転遊具11商品、パネル遊具11商品、音を楽しむ遊具20商品、登はん・バランス系遊具17商品などが載っています。複合遊具の制作も可能と案内しています。

乳幼児、幼児、小学生などの年齢でゾーニングし、異年齢が交流する共遊エリアを設ける設計の考え方を公式サイトで示しています。

参照:株式会社アソビト「インクルーシブな遊び場づくり」(2026年10月時点)

内田工業株式会社

愛知県名古屋市中川区に所在する遊具メーカーで、インクルーシブ公園とインクルーシブ遊具づくりを公式サイトで案内しています。

基本計画・設計、実施設計、工事発注(有資格者による施工)、公園運営(部品交換・修理・リニューアル)の4段階でサポートすると案内しています。

国内の遊具の安全規準をベースに自社開発した製品と、0〜3歳向けの専用遊び場「すくすくランド」を持つ点が、公式サイトで示された特徴です。

参照:内田工業株式会社「インクルーシブ公園・インクルーシブ遊具」(2026年10月時点)

株式会社岡部 空間クリエイティブ部

遊具製作を手がけるメーカーで、公式サイトに「遊具とインクルーシブ」のページを設け、インクルーシブ・プレイグラウンドへの取り組みを紹介しています。

サービスとして、製作の流れと点検・補修・メンテナンスを公式サイトに載せています。

インクルーシブ・プレイグラウンドを、色々な子どもたちが個々の能力や興味に合わせて自由に遊び・学び・コミュニケーションし、成長する機会を得られる場所と定義しています。

参照:株式会社岡部 空間クリエイティブ部「遊具とインクルーシブ」(2026年10月時点)

株式会社コトブキ

コミュニティ遊具の総合カタログを公開しているメーカーで、公式サイトに「インクルーシブな遊具」の製品ページを設けています。

ラインナップとして、セレベル、プレイポートワンダー インクルーシブ、ベッドジャンパー、オムニスピナー、コージードーム、3連サポート付ブランコ、ツインサンドボウルテーブル、ボーダーベンチの8製品を載せています。

「遊びは、こころをつなぐ。」を掲げ、性別、年齢、国籍、能力などの壁を越えて遊べる場づくりを案内しています。

参照:株式会社コトブキ「インクルーシブな遊具|製品情報」(2026年10月時点)

日都産業株式会社

遊具をはじめ、教育施設や健康器具などを手がけるメーカーで、公式サイトに「インクルーシブ特集」を設けています。

インクルーシブの製品として、みんなのサークルツリー(ZCM-1200)、テンスピン(ZRT-012)、インクルーシブ3連ぶらんこ(ZSW-715)を載せています。

「ユニバーサルデザインの遊び場の5原則」を取り入れた設計を掲げ、希望に応じて遊具見学会を実施すると案内しています。

参照:日都産業株式会社「インクルーシブ特集」(2026年10月時点)

インクルーシブ遊具の導入事例|自治体・施設の4件

インクルーシブ遊具の導入事例として、東京都、藤沢市、福岡県、富山市の4件を公式ページで紹介します。

東京都建設局の砧公園「みんなのひろば」

東京都建設局が世田谷区の都立砧公園に整備した遊具広場です。

体を支える力が弱い子が揺れる感覚を楽しめる大型ブランコ、車いすに乗ったまま遊具の中を駆けられる複合遊具「みらい号」、車いすの子と一緒に挑戦できる迷路、音の出る楽器遊具などを設置しています。令和2年3月24日12時にオープンしました。

東京都建設局は、障がいがある子もない子もすべての子ども達が共に遊び楽しめる遊具広場の第1号として、この広場を公表しています。

参照:東京都「都立砧公園遊具広場「みんなのひろば」の一般開放日」(2020年3月3日発表)、世田谷区「みんなの遊具」(2026年10月時点)

藤沢市の秋葉台公園

藤沢市が、秋葉台公園の広場にある既存の遊具を改修して整備したインクルーシブな遊具の広場です。

複合遊具をはじめ、スウィング系、回転系の遊具や、バケットシートの付いたブランコに改修しました。2021年3月中旬のオープンを予定すると、2021年2月8日の記者発表資料で案内しています。

遊具を先行して改修し、利用者の意見を聞きながら段階的に整備を進める「進化型の広場」を目指すとしています。

参照:藤沢市「秋葉台公園 誰もが遊べる,インクルーシブな遊具を整備!」(2021年2月8日発表)、藤沢市公式ホームページ(2026年10月時点)

福岡県の筑豊緑地

福岡県飯塚土木事務所の都市施設課が、公式サイトで「インクルーシブな遊具広場」として紹介している広場です。

からだをしっかり支えるサポート付きブランコ、車いすのまま弾める車いす対応トランポリン、車いす対応のグライダーの3種類を紹介しています。

参照:福岡県「筑豊緑地のインクルーシブな遊具広場について紹介します」(2026年10月時点)

岡部が遊具を設置した富山市のごっこぱーく

株式会社岡部 空間クリエイティブ部が遊具を設置した、JR富山駅に隣接するインクルーシブパークラボです。

違った環境で育つ子どもたちが同じ空間で遊び、お互いの良いところを認め合いながら、みんなで未来のインクルーシブを共創するあそび空間として案内されています。

子どもたちが自ら遊びをつくり、仲間をつくる場になるという考えにもとづいて遊具を設置したと、同社の施工例ページに書かれています。

参照:株式会社岡部 空間クリエイティブ部「ごっこぱーく/富山県富山市」(2024年6月11日掲載)

よくある質問

公園の遊具広場の風景

インクルーシブ遊具について、よく検索される6つの疑問に、公式情報にもとづいて答えます。

Q
インクルーシブ遊具とバリアフリー遊具の違いは何ですか?
A

インクルーシブ遊具は、障がいの有無などに関わらず、あらゆる子どもが一緒に遊ぶことを目指す遊具です。東京都のガイドラインは、バリアフリーやユニバーサルデザインによる遊び場づくりを進めてきたうえで、違いを認め合いながら共に暮らす社会のために新たな発想の遊び場づくりが必要だとしています。

Q
インクルーシブ遊具にはどんな種類がありますか?
A

東京都のガイドラインは、複合遊具、滑り台、ブランコ、揺動遊具、回転遊具、音を楽しむ遊具、砂場、パネル遊具など18分類を主な遊具として挙げています。

Q
インクルーシブ遊具のブランコにはどんな種類がありますか?
A

背もたれやベルト付きのサポート型、座位がとれなくても楽しめるハンモック型、バケット付き、姿勢保持シート型、複数人で乗れるグループスイングなどがあります。

Q
インクルーシブ遊具の対象年齢は何歳ですか?
A

対象年齢は製品ごとに異なります。日都産業のZSW-715とZSW-716は6〜12歳が対象で、内田工業の「すくすくランド」は0〜3歳の子ども向けの専用遊び場です。

Q
インクルーシブ遊具の価格はいくらですか?
A

価格は製品や設置条件で変わり、今回確認した各社の公式サイトでは具体的な金額を確認できませんでした。日都産業の製品ページは、搬入・組立・据付・基礎費用は別途と記載しているため、費用は各社への見積もり依頼で確認してください。

Q
インクルーシブ遊具のメーカーはどこですか?
A

アソビト、内田工業、岡部、コトブキ、日都産業などの遊具メーカーが、公式サイトでインクルーシブ遊具を案内しています。各社の特徴は本記事の「取り扱う5社の特徴」で整理しています。

まとめ

公園で遊ぶ子どもたちの様子

インクルーシブ遊具は、障がいの有無などに関わらず、あらゆる子どもが一緒に遊べるよう設計された遊具です。

この記事のまとめ

  • インクルーシブ遊具とは、障がいの有無や国籍などに関わらず、あらゆる子どもが一緒に遊べる遊具のこと
  • 東京都のガイドラインは主な遊具を、複合遊具、滑り台、ブランコなど18分類に整理している
  • ブランコには、サポート型、ハンモック型、バケット付き、姿勢保持シート型、グループスイングなどがある
  • 導入は、遊具だけでなく周辺施設と管理まで含めて計画し、5つの視点で広場全体を点検する
  • 砧公園、秋葉台公園、筑豊緑地、ごっこぱーくなど、公式ページで確認できる導入事例がある

この記事の執筆者

The Company Journal編集部

企業の取り組み・サステナビリティ・社会課題をテーマにした編集チーム。 企業や自治体の情報を編集部が一社ずつ確認し、 独自の基準で比較・整理した情報をお届けしています。