reumoとは?ディノスの羽毛布団回収は無料?料金と出し方

reumo(リウモ)は、通販会社ディノスが2021年に始めたリサイクル羽毛ブランドです。2026年10月1日からは、購入者を対象に不要になった羽毛布団を無料で回収するサービスも始まりました。

回収した羽毛布団は選別と洗浄を経て、新しいreumoの羽毛掛け布団として生まれ変わります。この記事では、ディノスの羽毛布団回収の対象と出し方、reumoの価格と評判、ニトリや西川など他社の取り組み、社会への効果を、公式の情報だけをもとに整理します。

この記事でわかること

  • reumoとは何か、ディノスが羽毛を循環させる仕組み
  • reumoの羽毛布団の価格・サイズ・素材
  • 羽毛布団の回収は無料か、対象と出し方、注意点
  • reumoの評判と、買う前に確認したいこと
  • ニトリ・西川・高島屋の羽毛布団回収との違い
  • 羽毛布団のリサイクルが社会にもたらす効果

reumoとは?ディノスのリサイクル羽毛ブランド

白いシーツと枕が整えられたベッドの羽毛掛け布団

reumo(リウモ)は、ディノスが2021年に始めたリサイクル羽毛ブランドです。回収した羽毛を洗浄し、新しい羽毛掛け布団に仕立てて販売しています。

運営会社ディノスとreumoの成り立ち

reumoを運営する株式会社dinos(ディノス)は、1971年創業でフジ・メディア・ホールディングス傘下の総合通信販売企業です。テレビショッピング、カタログ通販、オンラインショップを主軸に、ファッションや家具・インテリアなどを扱っています。

reumoは2021年に生まれたオリジナルブランドで、recover(取り戻す)、reborn(生まれ変わる)、release(汚れを落とす)の3つをキーワードに、使われなくなった羽毛布団を全国から回収しています。2026年10月の回収サービス開始により、ディノスは「リサイクル素材を使う」だけでなく「回収して循環させる」ブランドへ進むと説明しています。

参照:dinos「限りある資源の有効活用を目指し、羽毛布団の回収サービスを開始」(PR TIMES、2026年10月1日発表)

回収から仕立てまで国内で一貫して行う工程

ディノスの公式ページによると、reumoの羽毛布団は寝具の老舗メーカーのリサイクル専門工場で、羽毛布団の回収から羽毛の洗浄、吹き込み(羽毛詰め)まで国内で一貫して行われています。

品質面の特徴は、羽毛を洗った水の透明度を測る「清浄度検査」です。日本羽毛製品協同組合の新毛基準の2倍にあたる1,000mm以上を基準値に設定していると、ディノスは説明しています。

参照:ディノス「ディノスオリジナル サステナブルなダウンリサイクル reumo/リウモ」

reumoの羽毛掛け布団の価格・サイズ・素材

reumoの羽毛掛け布団は、2026年10月1日の発表時点でシングルロングのレギュラータイプが16,900円(税込・送料別)です。サイズは4種類、タイプは2種類あります。

サイズ別の価格と羽毛量

ディノスの発表資料に載っている価格は、次のとおりです。レギュラータイプは羽毛約1.0kg、増量タイプは約1.3kgで、カラーはサンドグリーンとアースベージュの2色です。

サイズレギュラータイプ(羽毛約1.0kg)増量タイプ(羽毛約1.3kg)
シングルロング16,900円19,900円
セミダブルロング21,900円25,900円
ダブルロング25,900円31,900円
クイーンロング30,900円36,900円

上の表は2026年10月1日の発表時の税込価格で、送料は別です。商品ページの表示は時期やクーポンで変わり、2026年10月25日に確認した時点では、レギュラータイプがシングルロング16,054円、セミダブルロング20,804円、ダブルロング24,604円、クイーンロング29,354円(いずれも税込)と表示されていました。購入前に最新の価格を商品ページで確かめてください。

参照:ディノス「リサイクル羽毛掛け布団〈reumo/リウモ〉」商品ページ(2026年10月25日確認)

側地・中身の素材と仕立て

素材は、側地がポリエステル85%(うち50%以上はリサイクルポリエステル)と綿15%、中身がダウン85%とフェザー15%(リサイクルダウン)です。側地までリサイクル素材を使い、無地なのでカバーをかけても柄が透けにくいとディノスは説明しています。

仕立ては、羽毛をつぶさず暖気を逃しにくい立体キルトで、衿元の縫い目をなくしてボリュームを持たせています。

reumoの羽毛布団回収は無料?対象と出し方

回収費用は無料で、同梱の専用着払い伝票を使って自宅から発送します。reumoを2026年10月1日以降に買った人が対象で、他社で買った羽毛布団も出せます。

項目内容
開始日2026年10月1日
対象者2026年10月1日以降に「リサイクル羽毛掛け布団〈reumo/リウモ〉」またはその増量タイプを購入した人
回収できる布団品質表示の「詰めもの」が「ダウン」「フェザー」のみの羽毛布団(他社製も可)
費用無料(公式ページは送料・手数料は一切かからないと案内)
回収枚数・発送期限上限なし・期限なし
注意サービス内容は予告なく変更または終了する場合がある

回収の対象者と出せる布団

対象者は、2026年10月1日以降にreumoのレギュラータイプか増量タイプを買った人です。回収キットは商品に同梱されて届きます。

他社で買った羽毛布団も回収対象で、使い古したものでも出せます。ただし、品質表示の「詰めもの」が「ダウン」「フェザー」のみのものに限られ、羽毛布団以外の布団は対象外です。

回収の出し方4ステップ

回収の流れは、次の4ステップです。電話1本で集荷を頼めるので、自分で営業所へ持ち込む必要はありません。

  1. 購入した羽毛布団の箱から、同梱の専用着払い伝票と茶色の袋を取り出す
  2. リサイクルする羽毛布団を茶色の袋に入れて梱包する
  3. 専用着払い伝票に住所と名前を書く
  4. 説明書に記載の配送業者の集荷営業所へ電話し、集荷ドライバーに荷物を渡す

回収を使う前に知っておきたい注意点

注意したいのは3点です。回収の対象者はreumoの購入者で、購入していない人が回収だけを頼めるとは案内されていません。羽毛以外の素材の布団や、ダウンジャケットなど布団以外の製品も対象として書かれていません。

また、ディノスは「本サービスの内容は予告なく変更または終了する場合がある」と明記しています。発送前に最新の案内を確認してください。

関連記事:テラサイクルとは?怪しい?無料回収の仕組みとポイントの使い道

reumoの評判は?口コミ評価と買う前の確認点

ディノスの商品ページに表示された平均評価は4.2、口コミは55件でした(2026年10月25日確認)。販売元が掲載する評価である点は、頭に入れておく必要があります。

商品ページに表示された評価の見方

評価はディノスのオンラインショップに寄せられた口コミで、第三者の比較サイトの評価ではありません。公式ページには、2021年8月から2025年7月までにreumoシリーズへ寄せられた評価のうち「満足・大満足」の割合も載っていますが、割合の数値は画像内の表示で本文からは読み取れませんでした。

編集部が確認した範囲では、第三者の口コミサイトの評価は見つかりませんでした。購入前は、商品ページの口コミ本文と仕様を自分の目で確かめるのが確実です。

買う前に確認したい3つのポイント

確認したいのは、羽毛量・価格・返品条件の3つです。レギュラータイプと増量タイプで羽毛量が約1.0kgと約1.3kgで異なり、同じサイズでも価格が変わります。

商品ページには、セール品は返品できない旨の表示もありました。割引価格で買う場合は、返品条件を購入前に読んでおきましょう。

羽毛布団の回収に取り組む他社:ニトリ・西川・高島屋

羽毛布団を回収している企業は、reumoのディノスだけではありません。ここでは、公式サイトで取り組みを確認できたニトリ、西川、高島屋を、五十音順でディノスと並べて紹介します。順位やおすすめ順ではありません。公式サイトで確認できた企業が3社だったため、掲載は3社です。

下の表は、各社の公式ページに書かれている項目だけを同じ列で並べたものです。公式ページに記載のない項目は「公表なし」としています。

企業取り組み名回収対象回収方法公表している実績開始年
高島屋羽毛ふとん再生プロジェクト(Depart de Loop)公表なし店頭回収(常設回収は3月18日(水)に終了と案内)公表なし公表なし
ディノスreumo羽毛布団回収サービス羽毛布団(ダウン・フェザーのみ、他社製可)自宅から着払いで発送公表なし2026年
西川nishikawa Recycle Projectダウン50%以上の羽毛掛けふとん・合掛けふとん(他社製可)引き取りキットで返送(着払い)、一部店舗への持ち込み公表なし公表なし
ニトリ羽毛布団回収の取り組みダウン率50%以上の羽毛布団(他社製可)全国のニトリ等の店頭へ持ち込み2024年度までに約8万人から11.5万枚(ニトリ公表、環境省事例集掲載)公表なし(実績の集計は2022年度から)

高島屋

高島屋は、循環型社会をめざすプロジェクト「Depart de Loop」の一環で、羽毛ふとん再生プロジェクトを進めています。

回収した羽毛ふとんは解体して洗浄し、リサイクル羽毛ふとんやダウン小物に生まれ変わります。解体・洗浄・乾燥は西川の協力工場(三重県多気郡)、充填・縫製・検品は西川レベックス(栃木県宇都宮市)で行うと、高島屋は説明しています。

なお、高島屋の回収案内ページには、コスメと羽毛ふとんの常設回収は3月18日(水)に終了したと書かれています。回収を利用する前に、高島屋の最新の案内を確認してください。

参照:高島屋「羽毛ふとん再生プロジェクト|Depart de Loop」、高島屋「Depart de Loop 回収」

関連記事:Depart de Loopとは?高島屋の衣料回収クーポンと再生スーツ

西川

西川は、羽毛ふとんの下取りと回収を「nishikawa Recycle Project」として進める寝具メーカーです。

2026年5月20日から7月31日までの「羽毛ふとんお手入れキャンペーン」では、対象の羽毛ふとんの購入と下取りで3,000ポイントを進呈しました。回収対象は、ダウン50%以上の羽毛掛けふとん・羽毛合掛けふとんで、他社製も下取り・回収すると発表しています。

このキャンペーンの下取り引き取り期間は2026年8月31日到着分までと発表されており、2026年10月25日時点で同じ内容が続いているかは確認できていません。

参照:西川「羽毛ふとんお手入れキャンペーン」発表資料(PR TIMES、2026年5月20日)

ニトリ

ニトリは、不要になった羽毛布団を販売元にかかわらず店頭で回収し、新しい羽毛製品の原料にしている家具・インテリアの小売企業です。

回収対象はダウン率50%以上の羽毛布団で、全国のニトリ、ニトリEXPRESS、デコホーム、島忠、島忠ホームズ、ニトリホームズが実施店舗です。配達時の回収は行っておらず、袋に入れて店頭へ持ち込む必要があります。

回収実績については、環境省の事例集がニトリの公表値として、2024年度までに約8万人の客から羽毛布団11.5万枚を回収したと紹介しています。

参照:ニトリ「【ニトリのサステナビリティ】羽毛布団回収の取り組み」、環境省「循環型ファッションの推進方策に関する調査業務 グッドプラクティス事例(ニトリホールディングス)」

reumoの羽毛布団回収が社会に与える良い影響

洗浄して再生される白い羽毛のイメージ

reumoの回収は、焼却されがちな羽毛を資源として国内で循環させ、廃棄を減らす取り組みです。ただし回収量はまだ公表されておらず、効果の大きさは今後の公表を待つ必要があります。

焼却されがちな羽毛を資源として使い続ける

ディノスは、耐久性に優れた羽毛は約100年間循環できる大切な資源だと説明しています。一方で、使用後の羽毛布団の多くは焼却処分されているのが実情だとも述べています。

回収した羽毛を洗浄して新しい布団に使えば、羽毛を捨てずにごみの発生を抑えられます。ディノスは、羽毛布団1枚を作るのに約100羽の水鳥が使われているとも説明しており、新しい羽毛の使用を減らす点にも意味があります。

参照:ディノス(企業サイト)「リサイクル羽毛布団の取り組み」

供給が不安定な羽毛を国内で回す

羽毛は食肉用に飼育された水鳥の副産物で、その供給量は世界的な情勢や鳥インフルエンザなどの影響で大きく変わると、ディノスは説明しています。回収から洗浄までを国内で行う仕組みは、供給が揺れやすい羽毛の一部を国内で回す手段になります。

購入時の回収キットで「出すハードル」を下げる

reumoの回収は、購入時に回収キットが同梱され、電話1本で集荷を頼め、期限も枚数の上限もありません。不要な布団を出す手間と心理的なハードルを下げる設計が、回収量を増やす鍵になります。

読者が関われる方法は、reumoを購入したときに手元の古い羽毛布団を回収に出すことです。他社製でもダウンかフェザーのみの羽毛布団なら出せます。

関連記事:ガンプラのエコプラとは?バンダイスピリッツ・花王・ライオンの再生材

回収量はまだ公表なし:規模を測る数字の現状

回収の規模を測る数字は、現時点でディノスは回収枚数を公表していません。サービス開始が2026年10月1日と新しいためです。

比較できる数字として、先に紹介したようにニトリは2024年度までに11.5万枚の回収を公表しています。一方、国内で廃棄される布団の枚数について、環境省などの公的統計は編集部の調べでは見つかりませんでした。数字がない部分は推計せず、公表を待つ立場をとります。

よくある質問

reumoと羽毛布団の回収について、よく調べられている疑問に答えます。

Q
reumoは怪しいですか?
A

運営会社が確認できるため、怪しいブランドとはいえません。reumoは1971年創業でフジ・メディア・ホールディングス傘下のディノスが運営し、回収から仕立てまで国内で行う工程も公式ページで説明されています。ただし口コミ評価4.2(55件)は販売元が掲載したものなので、購入前に商品ページで確認してください。

Q
reumoの羽毛布団の回収は無料ですか?
A

回収費用は無料です。ディノスの公式ページは、送料・手数料は一切かからないと案内しており、発送は同梱の専用着払い伝票を使います。サービス内容は予告なく変更または終了する場合があります。

Q
他社で買った羽毛布団も回収してもらえますか?
A

回収してもらえます。他社で買って使った羽毛布団も対象で、発送期限もありません。ただし、品質表示の「詰めもの」が「ダウン」「フェザー」のみの羽毛布団に限られ、羽毛布団以外の布団は対象外です。

Q
reumoを買わずに回収だけ頼めますか?
A

回収だけを頼めるとは案内されていません。対象者は2026年10月1日以降にreumoのレギュラータイプか増量タイプを買った人で、回収キットは商品に同梱されて届きます。購入せずに出したい場合は、ニトリなど他社の店頭回収を検討してください。

Q
回収できる枚数や期限はありますか?
A

枚数の上限も発送期限もありません。購入時の回収キットを使い、いつでも自宅から発送できると案内されています。

まとめ

reumoは、ディノスが回収した羽毛を洗浄して新しい羽毛布団に再生するブランドで、2026年10月1日から購入者向けの無料回収が始まりました。要点は次のとおりです。

  • reumoは2021年に始まったディノスのリサイクル羽毛ブランドで、回収から仕立てまで国内で行う
  • 羽毛掛け布団の発表時の価格は、シングルロングのレギュラータイプが16,900円(税込・送料別)
  • 回収は無料で、reumoの購入者が対象。他社製のダウン・フェザーのみの羽毛布団も出せる
  • 発送は同梱の専用着払い伝票を使い、回収枚数の上限と発送期限はない
  • ニトリ・西川・高島屋も羽毛布団の回収に取り組むが、条件と実施状況は各社で異なる
  • ディノスの回収枚数は未公表のため、社会への効果の大きさは今後の公表を確認する

この記事の執筆者

The Company Journal編集部

企業の取り組み・サステナビリティ・社会課題をテーマにした編集チーム。 企業や自治体の情報を編集部が一社ずつ確認し、 独自の基準で比較・整理した情報をお届けしています。