ソニーのウォークマン「NW-ZX900」は、2026年11月27日に発売されるZXシリーズの新モデルです。価格はオープン価格で、ソニーストアでは214,500円(税込)で案内されています。上位のWM1シリーズと同じ金メッキ無酸素銅リアシャーシを採用し、WM1シリーズの水晶発振器も受け継いだうえで、ストリーミング再生でもDSDリマスタリングエンジンが使えるようになりました。
同じ日には、新たな「Signature Series」として「NW-WM1ZM3」と「NW-WM1AM3」も発表されています。この記事では、NW-ZX900の発売日・価格・スペックを公式情報だけで整理し、前モデルのNW-ZX707やWM1シリーズとの違い、予約・購入の方法まで順に説明します。
この記事でわかること
- NW-ZX900の発売日と価格(オープン価格・市場推定価格・ソニーストア価格)
- NW-ZX900の主なスペックと新しくなった点
- 前モデルNW-ZX707との数値での違い
- 同時発表のNW-WM1ZM3・NW-WM1AM3との違い
- 予約・購入の方法と発売前に試せる場所
NW-ZX900の発売日と価格はいくら?
NW-ZX900の発売日は2026年11月27日で、価格はオープン価格です。ソニーが示す市場推定価格は215,000円前後(税込)です。
ソニーは2026年10月16日にウォークマン3機種の発売を発表しました。3機種とも発売日は同じ11月27日で、価格はいずれもオープン価格です。オープン価格の商品は販売店が売値を決めるため、ソニーはリリースに「市場推定価格」を添えています。
| 型名 | シリーズ | 内蔵メモリー | カラー | 発売日 | 市場推定価格(税込) |
|---|---|---|---|---|---|
| NW-ZX900 | ZXシリーズ | 64GB | ブラック | 2026年11月27日 | 215,000円前後 |
| NW-WM1AM3 | WM1シリーズ | 128GB | ブラック | 2026年11月27日 | 347,000円前後 |
| NW-WM1ZM3 | WM1シリーズ(Signature Series) | 256GB | ゴールド | 2026年11月27日 | 655,000円前後 |
ソニーの直販サイト「ソニーストア」では、NW-ZX900の販売価格が214,500円(税込)と示されています。ソニーストアではウォークマンのWM1シリーズとZXシリーズを分割払手数料0%の対象にしており、支払い例は次のとおりです。
| 支払い方法 | NW-ZX900の支払い例(税込) |
|---|---|
| 一括 | 214,500円 |
| 分割クレジット(24回払い) | 1回目9,800円、2回目以降8,900円 |
| 残価設定クレジット | 1回目7,900円、2〜24回目6,200円、25回目64,000円(返却する場合は25回目の支払いは不要) |
市場推定価格はソニーの想定であり、実際の販売価格は各販売店が決めます。家電量販店などで買う場合は、店頭や各社の通販サイトで価格を確かめてください。
参照:ソニー「ニュースリリース(ウォークマン3機種を同時発売)」(2026年10月16日)、ソニー「ウォークマン ソニーストアお買い物情報」(2026年10月23日確認)
NW-ZX900のスペックと特徴は?

NW-ZX900は64GBメモリーと5.0インチ画面を備えたAndroid搭載のウォークマンで、4.4mmバランス出力とWi-Fiに対応します。
製品ページで公表されている主な仕様を表にまとめました。重さや外形寸法などの詳しい仕様表は、2026年10月23日時点では製品ページの「主な仕様」に表示されていないため、ここでは載せていません。
| 項目 | NW-ZX900の公表値 |
|---|---|
| 内蔵メモリー | 64GB(実際に使える容量は約33GB)、SDカードスロットあり |
| ディスプレイ | 5.0インチ タッチスクリーン |
| OS・通信 | Android、Wi-Fi、Bluetooth |
| ヘッドホン出力 | ステレオミニ、4.4mmバランス |
| USB端子 | USB Type-C(USB 3.2 Gen1) |
| 再生できる音源 | ネイティブDSD 11.2MHz、PCM 384kHz/32bit(いずれもバランス接続時)、MQA |
| ワイヤレス | LDAC、aptX Adaptive |
| 連続再生時間 | 最大約40時間(W.ミュージック、ストリーミング・ダウンロードサービス利用時)、96kHz FLACは最大38時間(W.ミュージック・バランス接続) |
| カラー | ブラック |
なお、ソニーは2026年10月16日に、製品ページの内蔵メモリーの表記を「256GB」から「64GB」に訂正しています。発表直後の情報を見た人は、64GBが正しい容量だと覚えておくと安心です。
参照:ソニー「NW-ZX900 特長(ユーザビリティ)」(2026年10月23日確認)、ソニー「NW-ZX900 特長(音響処理技術)」(2026年10月23日確認)
WM1シリーズから受け継いだ高音質パーツ
NW-ZX900の中心にあるのは、上位のWM1シリーズで培われた高音質技術とパーツです。金メッキ無酸素銅(OFC)リアシャーシ、超低ノイズLDOレギュレーター、2基の水晶発振器などを搭載しています。
- 削り出しアルミのメインシャーシに、金メッキ無酸素銅のリアシャーシを組み合わせています。
- 超低ノイズLDOレギュレーターは、ZXシリーズで初めての搭載です。
- 44.1kHz系と48kHz系に対応する2基の低位相ノイズ水晶発振器も、ZXシリーズで初めて採用されました。
- バッテリーからの電源ケーブルにOFCケーブルを使うのも、ZXシリーズで初めてです。
- フルデジタルアンプ「S-Master HX」には、量子化ノイズを先読みして処理する「先読み型ノイズシェーパー」が新しく入りました。
- バランス出力のLCフィルターには、大型8mmコイルを使っています。
大容量の高音質バッテリーもWM1シリーズと共通です。ソニーは、こうした電源まわりの強化で安定した電圧供給を実現したと説明しています。
参照:ソニー「NW-ZX900 特長(高音質パーツ)」(2026年10月23日確認)
ストリーミングでも使える音響処理
NW-ZX900では、PCM音源を11.2MHz相当のDSD信号に変換する「DSDリマスタリングエンジン」が、有線接続時に「W.ミュージック」以外の音楽アプリでも使えるようになりました。従来機種ではダウンロード音源の再生時だけの対応でした。
AI技術で圧縮音源をアップスケールする「DSEE Ultimate」も、ストリーミングサービスの利用時やワイヤレス接続時に使えます。このほか、アナログレコードの質感を再現する「バイナルプロセッサー」や、アナログアンプの位相特性を6種類から選べる「DCフェーズリニアライザー」も備えています。
参照:ソニー「NW-ZX900 特長(ダウンロード・ストリーミング)」(2026年10月23日確認)
デザインと操作画面
本体は削り出しアルミフレームに5インチディスプレイを組み合わせたデザインです。画面には、カセットテープをモチーフにした専用UIとスクリーンセーバーがあり、再生中の音源のコーデックに応じてテープのデザインが変わります。アナログオーディオを思わせるボリュームUIも採用されています。
参照:ソニー「NW-ZX900 特長(デザイン)」(2026年10月23日確認)
NW-ZX900とNW-ZX707の違いは?

NW-ZX900は前モデルNW-ZX707と比べて、リアシャーシが金メッキ無酸素銅に変わり、ストリーミング時の連続再生時間が約66%延びました。
ソニーはリリースで、NW-ZX900の「従来機種」をNW-ZX707としています。両機種の公式ページに載っている数値と仕様だけで比べると、次のようになります。
| 項目 | NW-ZX900 | NW-ZX707 |
|---|---|---|
| リアシャーシ | 金メッキ無酸素銅 | アルミ |
| 内蔵メモリー | 64GB(使える容量は約33GB) | 64GB(使える容量は約47GB) |
| ディスプレイ | 5.0インチ | 5.0型 |
| USB端子 | USB Type-C(USB 3.2 Gen1) | USB Type-C(USB 3.2 Gen1準拠) |
| Bluetoothの対応コーデック(公表分) | LDAC、aptX Adaptive | SBC、AAC、LDAC、aptX、aptX HD |
| DSDリマスタリングエンジン | W.ミュージック以外のアプリにも対応(有線接続時) | ダウンロード音源の再生時のみ |
| 水晶発振器 | 低位相ノイズ水晶発振器2基(ZXシリーズ初) | 公表なし |
| 連続再生時間(ソニー発表の比較) | 最大約40時間、NW-ZX707比で約66%向上(バランス接続・MP3 128kbps・ストリーミングサービスのオフラインモード) | 比較の基準 |
| ソニーストア価格(税込) | 214,500円 | 91,300円 |
いちばん大きな違いは、音質に関わる部品をWM1シリーズに近づけた点と、ストリーミングで長く聴けるようになった点です。一方で、内蔵メモリーのうち実際に使える容量は、公表値ではNW-ZX900の約33GBに対してNW-ZX707は約47GBです。手持ちの音源を本体に多く入れたい人は、SDカードの併用も考えておくとよいでしょう。
価格はNW-ZX707のほうが大きく下回ります。ストリーミング中心でバッテリーの持ちを重視するならNW-ZX900、価格を抑えたいならNW-ZX707、という選び方ができます。NW-ZX707の価格はソニーストアでの2026年10月23日時点の表示です。
参照:ソニー「NW-ZX707 主な仕様」(2026年10月23日確認)
同時発表のNW-WM1ZM3・NW-WM1AM3との違いは?
NW-WM1ZM3とNW-WM1AM3は、NW-ZX900より大きい5.5インチ画面と大容量メモリーを持つ上位モデルです。
3機種とも、S-Master HXに先読み型ノイズシェーパーを新しく搭載し、DSDリマスタリングエンジンがストリーミングサービスにも広がった点は共通です。違いは、シャーシの素材や画面の大きさ、メモリー容量にあります。
| 項目 | NW-ZX900 | NW-WM1AM3 | NW-WM1ZM3 |
|---|---|---|---|
| メインシャーシ | 総削り出しアルミ | 総削り出しアルミ | 総削り出し無酸素銅(純度約99.99%) |
| リアシャーシ | 金メッキ無酸素銅 | 金メッキ無酸素銅 | 金メッキ切削無酸素銅 |
| ディスプレイ | 5.0インチ | 5.5インチ | 5.5インチ |
| 内蔵メモリー(使える容量) | 64GB(約33GB) | 128GB(約91GB) | 256GB(約207GB) |
| 96kHz FLACの連続再生(W.ミュージック・バランス接続) | 最大38時間 | 最大33時間 | 最大33時間 |
| アンプから4.4mm端子までの内部配線 | 無酸素銅(OFC)ケーブル | OFCケーブル | KIMBER KABLE |
| 市場推定価格(税込) | 215,000円前後 | 347,000円前後 | 655,000円前後 |
WM1シリーズの2機種は、大容量固体高分子コンデンサーを前モデル(NW-WM1ZM2・NW-WM1AM2)の1基から2基に増やしています。ストリーミングやダウンロードサービスを使うときの連続再生時間も、前モデルより約72%延びました。先読み型ノイズシェーパーは、WM1シリーズでは効果の異なる3タイプから選べますが、NW-ZX900はバランスの1種類です。
96kHz FLACの連続再生時間は、公表値ではNW-ZX900のほうが長くなっています。持ち運びやすさと再生時間を重視するならNW-ZX900、画面の大きさと容量、音質への投資を優先するならWM1シリーズが候補になります。
参照:ソニー「NW-WM1ZM3 特長(ユーザビリティ)」(2026年10月23日確認)、ソニー「NW-WM1AM3 特長(ユーザビリティ)」(2026年10月23日確認)
NW-ZX900の予約・購入方法は?
NW-ZX900はソニーストアのほか家電量販店などでも買えます。発売前でも、ソニーストアの直営5店舗で実機を試せます。
予約の開始日時は、ソニーのリリースには書かれていません。ソニーストアで購入する場合の流れは次のとおりです。
- ソニーストアのウォークマン購入ページでNW-ZX900を選びます。
- 一括払い、分割クレジット、残価設定クレジットの中から支払い方法を決めます。
- 買い替えの場合は、ソニーストアの下取サービスを使うかどうかを決めます。ソニーストアの案内では、他社製品も下取の対象です。
発売前に音を確かめたい人は、ソニーストアの先行展示を利用できます。展示は2026年10月16日から始まっており、先行体験は混雑緩和のため予約制です。予約枠に空きがあれば、当日予約なしでも案内されます。
| 先行展示の店舗 | 営業時間 |
|---|---|
| ソニーストア 銀座 | 11:00〜19:00 |
| ソニーストア 札幌 | 11:00〜19:00 |
| ソニーストア 名古屋 | 11:00〜19:00 |
| ソニーストア 大阪 | 11:00〜20:00 |
| ソニーストア 福岡天神 | 11:00〜19:00 |
なお、NW-WM1ZM3には、ソニーストアオリジナルの専用レザーケースなどを同梱した限定パッケージがあり、100キット限定の抽選で販売されます。応募期間は2026年10月16日から10月25日23時59分までで、当選・落選の連絡は10月30日の予定です。抽選販売の対象はNW-WM1ZM3の限定パッケージです。
参照:ソニーストア「新商品 発売前先行体験・展示」(2026年10月23日確認)、ソニーストア「NW-WM1ZM3 限定パッケージ抽選販売」(2026年10月23日確認)
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NW-ZX900の環境配慮は?
NW-ZX900を含む3機種は、個装パッケージのプラスチック使用量ゼロを実現しています(コーティングや接着の材料は除く)。
ソニーグループは、2050年までに環境負荷ゼロを目指す環境計画「Road to Zero」を掲げています。バリューチェーン全体でのネットゼロの達成目標は2050年から2040年へ、自社オペレーションでの再生可能エネルギー100%の達成目標は2040年から2030年へ、それぞれ10年前倒ししています。新しいウォークマンのパッケージも、この取り組みの一部として位置付けられています。
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よくある質問
NW-ZX900について、検索でよく調べられている発売日・価格・前モデルとの違いなどの疑問に答えます。
2026年11月27日です。同時に発表されたNW-WM1ZM3とNW-WM1AM3も同じ日に発売されます。
オープン価格です。ソニーが示す市場推定価格は215,000円前後(税込)で、ソニーストアでは214,500円(税込)と案内されています。
リアシャーシがアルミから金メッキ無酸素銅に変わり、ストリーミング時の連続再生時間が約66%延びた点が大きな違いです。DSDリマスタリングエンジンがW.ミュージック以外のアプリでも使えるようになり、水晶発振器2基などWM1シリーズの部品も新たに採用されています。
内蔵メモリーは64GBで、実際に使える容量は約33GBです。SDカードスロットがあるため、カードを使って容量を増やせます。
ソニーストアの銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神の5店舗で試せます。先行体験は予約制ですが、予約枠に空きがあれば当日予約なしでも案内されます。
まとめ
NW-ZX900は、WM1シリーズの部品と設計を取り入れたZXシリーズの新モデルです。要点は次のとおりです。
- NW-ZX900の発売日は2026年11月27日で、オープン価格です。
- 市場推定価格は215,000円前後(税込)、ソニーストア価格は214,500円(税込)です。
- 64GBメモリー(使える容量は約33GB)、5.0インチ画面、4.4mmバランス出力、Wi-Fiに対応しています。
- NW-ZX707と比べて、リアシャーシが金メッキ無酸素銅になり、ストリーミング時の連続再生時間が約66%延びました。
- 上位のNW-WM1ZM3・NW-WM1AM3は5.5インチ画面と大容量メモリーを持ち、市場推定価格は347,000円前後と655,000円前後です。
- 発売前でも、ソニーストアの直営5店舗で実機を試せます。